S)TORY
アイリーン「自分の友達を手にかけろっていうの!?」
9階を魔法使い無しで進むのは危険過ぎる。そう考えたロクリスたちは、アイリーンにユウの蘇生を依頼した。
だが、アイリーンはそれを拒否した。未熟な自分が蘇生に失敗すれば、親友を永遠に失ってしまうかもしれないのだ。
アイリーン(この階がどれくらい危険かはわかってる…。けど、ユウの蘇生に失敗するくらいなら死んだほうがマシよ…)
魔法使いを欠くロクリスたちはユウとパラパラを復活させるため、地上に戻ることにした。
9階のエレベータに戻る途中、ソドムがあるモンスターを発見した。
ソドム「カエルガ、イルネ!」
ソドムが見つけたのは頻繁に仲間を呼ぶBLEEBだった。9階のモンスターにしては危険度が低く、得られる経験値も豊富なため、冒険者には別の意味で愛されているカエルだ。
ロクリス「ソドム、戻るぞ」
ソドム「チョットナラ、ダイジョヴネ!」
ロクリスに制止される前に3匹も倒していたソドム。仕方なくロクリスも付き合う。
この戦闘で1人につき、2万強の経験値を得ることができた。
ソドム「養殖サイコー!フジヤマー!」
両手の刀を振り上げて無邪気に喜ぶソドム。メンバーの2人が死んでいるのに…と呆れるメンバーたち。
そんな中、彼らの背後に不気味な影が迫っていた。