はしやんソフト

頼りないと思っていた救出パーティだが、予想外に活躍してくれた。 10階にたどり着き、無事エチゼンを救出。復活したエチゼンはアオに代わって救出パーティに入った。 蘇生や全快のできる僧侶が救出パーティに加わるのは非常に心強いことである。

シロー「これでもウィズボールでは4番だったんだ」

敵を古代武器ゴルフドライバーで薙ぎ倒しながら、わけのわからない自慢をするシロー。
次に彼らが救出したのはオカサーファーだった。クッキョウな戦士が復活すれば、救出作業はよりスムーズに進むだろう。 だが彼らはオカサーファーの死体を持ったまま全滅してしまう。帰還途中に、またあの忌まわしいファイアドラゴンに奇襲されたのだ。
全滅…いや、違う。シローだけは生きていた。なんという悪運だろう。 彼は地上に戻りすぐさま別の救出パーティを編成する。

メンバーは、ジェームス、アオ、クロイツ、そしてシローの４人である。 5人でも苦戦するダンジョンをなぜ4人で進むのか。それにはシローなりの考えがあった。
彼は1回の冒険で、2人づつ救出するつもりでいるのだ。1度で2人…。 「ここはトレボーの国だ」と謳うほどトレボー支持者であるシローの、らしい発想だった。
だが、他のメンバーが予想した通り、救助活動は困難を極めた。 敵が強すぎて先に進めないのである。
そして…。10階に降りてからわずか数分。1人も助けることなく、新救助パーティは全滅した。

後日、ウラビー、ほのか、クロイツ、そしてオカサーファーのLOSTが確認された。
オカサーファー。また一人、クッキョウな戦士が失われてしまった…。

オカサーファー
地下10階でゴーゴンの群れに襲われて死亡。救助パーティに発見され復活のチャンスを得るが、なんとその救助パーティが全滅。その時に彼の死体も失われたらしい。

ウラビー
10階でFIRE DRAGONに襲われてLOST。灼熱のブレスは彼の灰をも残さずに焼き尽くした。ガーヴがLOSTした時にカブケンから文字が消えたのと同じように、彼がLOSTした時、彼の家の家宝であるビデオからモザイクが消えたという。

ほのか
10階でFIRE DRAGONに襲われてLOST。生前、ハシヤンソフトのカブケンに妙な反応を示した彼女（32話）。時を超越して漂う精神体の彼女は、ハシヤンソフトの何を知っていたというのだろう。ちなみに彼女が憑依していた肉体とともにLOSTしたかどうかは不明。

クロイツ
シローが提案した「1度に2人助ける」計画の犠牲者。地下10階に4人で挑むのがどれほど愚かなことか、シローはわかったのだろうか？

ウィズボール
ウィザードリィのキャラクタ等をモチーフにした野球カードゲーム。シローは、G-MEN党という野球チームで4番打者だったようだ。

ここはトレボーの国だ
シローの名言であり、俗に言う「トレボーの国」発言。