はしやんソフト

#1から始めるウィザードリィ
第16話 「魔法禁止区域」

初版:2001年03月08日
更新:2003年06月20日

S)TORY

冒険の舞台はいよいよ地下5階へ。Werdnaが住む10階の半分まで来たことになる。
5階には無数の扉があり、4階とは全く違った作りだった。岩場もほとんどない。 唯一残された中央の岩の塊は、TELEPORTERで冒険者をLOSTさせるために残してあるのだろうか?
敵もそれほど強くなく、5階の探索はあっという間に終わってしまった。 途中、毒グモに襲われてオカサーファーとデーブが毒に犯された。エチゼンが回復の魔法を唱える。しかし…。

エチゼン「くっそぉ。魔法が使えないぜ!」

おんぷやフォンの魔法も発動しない。どうやらどこかに魔法を封じる区域があったようだ。

フォン「ふむ…。それで中央部に岩が残っていたのだな」

最近やっと正気を取り戻してきたフォンが言った。
中央に残っていた巨大な岩の塊は、迷宮を支える柱なのだろう。 柱が崩されれば、迷宮は崩壊する。だから、そこに魔法を無効にする仕掛けを作った、そう考えることはできないか?(この世界の人工の迷宮は強力な魔法で岩を掘削して作られる)。なるほど、さすがフォンさん、なかなかの推理だ。

一度封じられた魔法は、中央の部屋を出ても回復しなかった。魔法が使えなければ、デーブとオカサーファーの毒を取り除くことはできない。とりあえず4階を目指す。
4階に戻って魔力が復活したが、禁止区域で無駄に使用したため、LATUMOFISの魔法回数は0。もはやカントの寺院に行く以外に解毒する術はなかった。
DIOSで街まで繋ぎ、オカサーファーはなんとか一命をとりとめた。デーブは…彼は寺院で復活した(笑)。


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