はしやんソフト

#1から始めるウィザードリィ
第13話 「TELEPORTER」

初版:2001年03月05日
更新:2003年06月20日

S)TORY

コントロールセンターの番人は宝箱を残していったが、デーブがこんなありさまなので、 諦めて街に戻った。そして、ガーヴもデーブも無事復活した。パーティは改めてコントロールセンターへ。
番人は変わっていなかった。おそらくコントロールセンターの管理者が蘇生しているのだろう。 コントロールセンターの番人にだけはなりたくないものだ。
今回はあっさりと勝利し、宝箱を手にいれた。罠がないことを確認してデーブがそっと開ける。 突然、あたりが眩い光に包まれた。

気がつくとパーティは、全く別の場所に立っていた。どうやらTELEPORTERトラップが発動したようだ。 全員が胸をなでおろす。テレポートした先が岩の中だったら、それで終わり(LOST)なのだ。 4階はそれでなくても岩のしめる割合が大きい。パーティがテレポートした先も狭い通路だった。 あと1歩でもずれていたら…。
テレポートしてきたのはパーティだけではない。番人の宝箱も一緒だった。 中には杖、指輪、ポーションが入っていた。ビショップのフォンが鑑定を始める。

フォン「この指輪は…、デスの指輪だな。」

フォンの言葉を聞きつけて、エチゼンが近づいてきた。

エチゼン「せっかくだから、おれはこのデスの指輪をもらうぜ!」
フォン「待てっ、それは…」

* エチゼンが呪われた *


D)ICTIONARY

TELEPORTER
凶悪なトラップ。発動するとダンジョンのどこかに飛ばされる。飛び先はランダム。 もし、飛び先が壁の中だった場合、パーティ全員が一瞬にしてLOSTする。

デスの指輪
コントロールセンターの番人を倒すと手に入る呪いの指輪。呪いのアイテムは一度装備するとカントの寺院で呪いを解除しない限り、装備を解除することができない。呪いのアイテムは呪いが解除されると同時に失われてしまう。装備して呪われたエチゼンは「デス」という言葉に妙に敏感で、いてもたってもいられなくなるらしい。


P)RECEDING STORY T)OP N)EXT STORY