はしやんソフト

#1から始めるウィザードリィ
第20話 「Werdna の手抜き」

初版:2001年03月12日
更新:2003年06月20日

S)TORY

7階まで来た。7,8階は何もないので俗に「Werdnaの手抜き」と呼ばれている。 しかし、迷宮がどんなに手抜きでもモンスターは手強くなっているに違いない。 気を引き締めていこう。
7階は3階に似た造りだった。同じような地形ばかりで、随所に回転床がある。 PITも織り交ぜてあり、気づかないうちに回転床で方向を変えられてPITに落ちる、というとんでもない所だ。
だが、どんなに回転床があろうとも、こちらにはDUMAPIC(座標を調べる魔法)がある。 フォンが魔法回数を使い果たしたので、代わっておんぷちゃんが唱える。

おんぷ「DUMAPIC!」

なにも起きない。

おんぷ「DUMAPIC!……あれぇ〜」

ガーヴが前方から迫りくるオーガーロードを指差した。 醜い巨人は確かに「MAHALITO」と言っている。だが火の玉一つ飛んでこない。 どうやら、フロア全体で魔法が封じられているようだ。
呪文が封じられれば、あとは肉弾戦。これほど戦いやすい条件はないのだが…。 DUMAPICが使えなければ、手探りで出口を探さなければならない。
手遅れにならないうちに出口を探す一行。 回転床とPITの陰険な罠で、エチゼン・おんぷ・フォンが命を落とした。オカサーファーも毒に倒れた。
ガーヴとデーブ。残った彼らの必死の捜索で、なんとかエレベータを発見。無事、街に戻ることができた。


D)ICTIONARY

Werdnaの手抜き
7,8階の退屈な作りはゲームボーイ版で修正されている。


P)RECEDING STORY T)OP N)EXT STORY